世界第2位のココナッツ生産国であるフィリピン。
中でもランバノグの工場があるケソン州は、ココナッツ農園が広がる代表的な産地です。
フィリピンではココナッツ産業は貴重な資源の1つと考えられており、ココナッツ生産国では唯一ココナッツ庁(Coconut Authority)と呼ばれる国家機関を
設置しているくらい、国をあげてココナッツ産業に力を入れています。
しかし、ココナッツ農家のほとんどは自分の土地を持てない小作農のため、彼らの生活は決して豊かとは言えません。
更に干ばつや台風などの影響で、不安定な生活を送る貧しい農家が多いのが実情です。
この問題は、フィリピン国内でも重要課題のひとつとされています。
少しでも安定した収入を求めてランバノグも作られていますが、近年フィリピン国内でのランバノグ離れが進んでいることもあり、ランバノグ工場やココナッツの花蜜を集める農家の生活にさらに影響が出ています。
ランバノグ離れが起こった原因は?
価格を抑えるために、人体に有害な他のアルコール類を混ぜたりする質の悪いランバノグが出回ったことが原因と考えられています。その状況を憂慮した生産者が、きちんとした品質基準を作り良質のランバノグを作り続けています。
フィリピンの伝統産業を守りたい!
ココウェルはココナッツ専門店として、ココナッツから作られるランバノグの魅力を広めることでフィリピンの伝統を守り、ココナッツ農家の生活を守りたいと考えています。
ランバノグを通して、日本の皆さんにも喜ばれ、フィリピンで暮らすココナッツ農家の生活が少しでも安定しますように。ココナッツ専門店としての挑戦です。